杉並どうぶつネット - 杉並・動物との共生ネットワーク

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飼い主のいない猫のために
不妊手術の必要性
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【 飼い主のいない猫のために 】
不妊手術の必要性

お腹を空かせた飼い主のいない猫を見かねて餌を与えていたら、子猫が産まれて次々と増えてしまった、近隣の苦情も来るようになって困っている。 
ネットワークにはこう言った相談がよく寄せられます。

餌を与えることは生き物の命をつなぐことです。当然のことですが、繁殖の手助けをすることにもつながります。ただ餌だけを与えていれば、いかにその状況が過酷とはいえ、その場所で生きる猫達はどんどん数を増やしていくことになります。

メス猫は早ければ生後4ヶ月で妊娠し、2ヶ月の妊娠期間で出産します。それを1年に2〜3回繰り返して行きますので、仮にオスとメスが一匹ずついた場合、1年後に30匹程度になるのはとても簡単なことなのです。
飼い主のいない猫たちを不憫に思って餌を与えた結果が、さらにその状況で生きる猫を増やすことになっては、何のために餌を与えているのかわからなくなってしまいます。

また猫の数が増えればふん尿の臭いや発情期の鳴き声、庭を荒らすなどで周囲からの苦情が発生します。猫が嫌いな人でなくとも迷惑に思うことがあるでしょう。
猫の問題から深刻な近隣トラブルに発展する場合もあります。そうなることを防ぐには「餌を与える以上は、増やさない努力をする」ことが必須です。
手術をするのは可哀想、子猫を産ませてあげたい、と言われることがありますが、次々と生まれてくる沢山の子猫たちはみな幸せになれるでしょうか。
外で暮らす猫たちは、厳寒、降雪、豪雨、台風に猛暑と天候の変化にさらされ、餌を見つけられず栄養失調に陥ったり、カラスに襲われたり、また交通事故で多くが命を失います。毒を撒かれたり暴力を受けたりなど虐待もあり、常に死と隣り合わせです。

本当に猫が可哀想だと思うのであれば、不幸になるかもしれない命が増えないように努力をしましょう。

苦情が来てから、既に猫の数が増えてから不妊手術に取り組むのでは、時間的にも金銭的にも、そして精神的にも大変な労力を伴います。
まだ頭数が少ないうちに早めに手術を行なえば、負担が大きくならずに済みます。
近所の方で同じように猫達をかわいそうに思い餌を与えていることもよくあります。一人で悩まずに積極的に近隣の方へ声をかけ、仲間を見つけて一緒に行動することも大事です。

手術を行なったことは周囲に報せるようにして、一代限りの命として見守ってもらえるよう、迷惑を被っている人達にも理解を得られるように気を配りましょう。
                              
尚、杉並区は平成19年に人と動物が共生できる地域をつくるために「飼い主のいない猫の世話・杉並ルール」を策定しました。
飼い主のいない不幸な猫ゼロ、人と猫の間のトラブルゼロを目指し、動物に関する法令、餌やりの注意事項や手術の必要性、そして猫による被害を被っている人へ、被害の予防法等も掲載されていますので、ぜひご覧ください。
こちらからどうぞ。→「飼い主のいない猫の世話・杉並ルール」(pdfで開きます)

 
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